10年以上も腰痛に悩み、腰を治すためにあれこれとチャレンジした私が
腰痛予防に効果的な運動や日常生活でできる予防法を紹介します。
腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)とは、脊椎の中を通る脊柱管と呼ばれるトンネルのようなところが狭くなり、そのことで神経を圧迫するなどして障害が出るタイプの腰痛のことです。
腰痛が出るのと同じくして、股関節、下股にも痛みが出るようになるのが特徴です。
このため、歩行困難になるなどの障害も出てきます。
脊柱管が狭くなる原因で考えられることは、加齢による骨の変形です。
このことで、脊柱管の形が変わり、狭くなることで、狭窄症になるパターンがよくあります。
そのため、この腰部脊柱管狭窄症は、どちらかというと、40代を過ぎた中高年・高齢者に発症率が高くなります。
また、元々脊柱管が狭い人というのもいて、そのような場合は、発症年齢がもっと早くなります。
症状の出方は、体勢によっても違いますし、どれくらい腰に負担をかけ続けるかによっても違ってきます。
たいていの場合、脊柱管の構造上前かがみになると、脊柱管が広がるので、その時には痛みが軽減するか、痛みがなくなります。
また、歩く時間が長くなるほど脊柱管への負担が増すので、痛みが強くなっていきますが、休憩を取ると痛みが消えて、また歩けるようになります。
要するに、脊柱管神経の圧迫さえなくなれば、症状は全くなくなるのです。
しかし、放っておいても治りませんから、きちんと治療を受けていかなくてはなりません。