MRI検査

MRI検査

MRI検査のイメージ

MRI検査とは、磁気を活用して画像データを得る検査方法のことです。

一見、CTスキャンと同じような画像データに見えますが、実はもっと踏み込んだ情報を有するものです。

MRI検査では、放射線を使用しないので、人体にもっともやさしい検査方法とも言われています。

MRI検査を受ける際にはまとまった時間が必要であり、レントゲンのように、その場ですぐに受けることができるものではなく、予約制度によって検査が行われるケースがほとんどです。

MRI検査を受ける際、電磁波が反応してしまうあらゆる可能性を取り除くために、身の回りのものは全て外します。

また、磁性体(磁石を誘発する物質)が含有されているとのことで、化粧品や入れ墨もMRIには好ましくないと言われています。

勿論、入れ墨に関しては、取り外すということが不可能なのでやむを得ないのですが、事前申告は必ず必要になるでしょう。

実際に検査に入ると、簡易ベッドのようなところに寝て、そのまま穏やかなドラム音のような音が聞こえるMRI検査機の中を通過していきます。

約20分で終了するケースが一般的です。

MRIで得た画像は、パソコンでの迅速な処理でデータ化されて、すぐに閲覧可能になります。

MRI検査は優れた検査方法として認知される一方、ベッドに寝て、狭いMRI機材の空間を通ることから、閉所恐怖症の人には決してお勧めできない検査方法でもあります。

腰痛診断

  • 問診・触診…基本的な問診・触診を行うことで、症状の概要を把握します。
  • 神経学的検査…神経学の見地から症状を把握する、神経学的検査が行われます。
  • X線検査…骨の損傷を見分けるには一目瞭然の手段で、広く一般的に使われています。
  • CT検査…CTスキャンでは、ヒトの骨などの構造を断面から見ることができます。
  • MRI検査…磁気を活用して画像データを得る検査方法のことです。

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