10年以上も腰痛に悩み、腰を治すためにあれこれとチャレンジした私が
腰痛予防に効果的な運動や日常生活でできる予防法を紹介します。
私たちが寝ているときも、実はその姿勢によって、腰痛になるかならないかが分かれていきます。
寝るという行為は生理的行為で、できればあまり意識的に姿勢を変えたくないものですが、一度正しい姿勢で寝ることを習慣づけてしまえば、自然にその姿勢で寝ることに心地よさを感じるようになります。
一番いけない寝方は、うつ伏せです。
寝る時に読書しながらという方も多いと思いますが、長時間、背骨を反ったままで過ごすのはやめましょう。
寝る時に一番いい姿勢は、横向きだといわれています。
横向きだと体の自然な湾曲が保たれ、寝心地もいいはずなのです。
もし仰向けに寝たかったら、膝のところに小さな枕を入れるといいでしょう。
人間は寝ながらでも、寝返りを打つなど、適度な運動をしています。
仰向け、横向きと、時間を追って姿勢を変えるのは体への負担軽減に大変いいので、その中で、無意識でもベストの姿勢を保てるように、眠りに落ちるまでの姿勢を正しく習慣づけましょう。
また、寝具についても、その選び方は重要です。
従来からある「せんべい布団」は、硬すぎて、起きた時に体全体が痛くなることもあります。
かといって、柔らかすぎるベッドも、体の正しい湾曲が作れなくて、逆に体に負担になります。
ほどほどの硬さの敷布団で寝るのが一番いいと思われます。