ストレス・心理的要因での腰痛

ストレス・心理的要因での腰痛

困っている男性

腰痛には、実は心理的要因が多く働くと言われています。

心理的に負担になるような何かが起こったとき、私たちの体の神経は、想像するよりずっと敏感に反応しています。

普段とは違う筋肉の使い方をしていることが多く、体に余計な力を加えがちになります。

緊張でコチコチになる」状態です。

そのような筋肉の硬直が長く続くと、血の巡りが悪くなり、腰を悪くする一因を作るのです。

またそれとは別に、医学的所見では何ともないのに、腰痛を訴える人がいます。

これは、深層心理を解き明かさないと腰痛が治らないパターンです。

その一例として、うつ病の患者を挙げましょう。
うつ病の患者に多い症状は、食欲減退、不眠、偏頭痛、そして腰痛などです。

こういったことがうつ病患者に起こる場合、その人の健康状態そのものには問題がないことが殆どです。

食欲がないことで、胃腸の病気を疑う人がいたとします。
そこで胃カメラをやってみたら、逆に胃の中がきれいだと言われてしまうのです。

こういう人の場合、当然、胃薬で症状が克服できるわけでもなく、腰痛に関しても、腰のマッサージや整体を受けても結局、体がすっきりせず、心理学、精神分析学に精通する先生のところで、原因を探っていくしかないのです。

このように、腰痛の原因が心理的なものにあった場合、発見をしにくく、なかなか治りづらいということがあり、ともすれば、原因のはっきりする腰痛に比べたらうんと厄介ですね。

腰痛のメカニズムと原因

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