X線検査

X線検査

レントゲンのイメージ

エックス線検査は、腰痛の検査に留まらず、ありとあらゆる病気の発見のために使われる、もっとも一般的な検査方法です。

X線とは、レントゲンという名前でも知られていますが、これは、X線物質を発見したのがレントゲンというドイツ人の物理学者だったからです。

X線の原理は、X線にヒトの体の中を通過させ、その奥に用意されたフィルムに焼き付ける、というものです。

軟骨や椎間板の組織を細かく見ることはできませんが、骨の損傷を見分けるには一目瞭然の手段で、撮影に時間がかからないことからも、広く一般的に使われています。

しかし、妊婦さんには、X線による悪影響が胎児に及ぶ可能性があるとして、行われません。

X線検査では、骨のゆがみ方の概要を把握することができ、その上で、椎間板と軟骨の状態を的確に推測することができます。

筋肉の炎症の状態も、確認することができるようです。

実質的に椎間板などの変形具合や状態を見るというステップに進むかどうかは各医師の判断ですが、次の検査に進むための大元となる検査がX線なので、殆どの皆さんが、まず治療の際に受ける検査になります。

このことによって、微量の放射能を浴びますが、人体に悪影響のない僅かな分量の放射線なので、全く心配する必要はないと言えるでしょう。

腰痛診断

  • 問診・触診…基本的な問診・触診を行うことで、症状の概要を把握します。
  • 神経学的検査…神経学の見地から症状を把握する、神経学的検査が行われます。
  • X線検査…骨の損傷を見分けるには一目瞭然の手段で、広く一般的に使われています。
  • CT検査…CTスキャンでは、ヒトの骨などの構造を断面から見ることができます。
  • MRI検査…磁気を活用して画像データを得る検査方法のことです。

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