腰痛に起因する内臓疾患

腰痛に起因する内臓疾患

女性のお腹

私たちが腰痛になるとき、かなりの割合で、その原因が日常生活での習慣に原因があるものですが、これ以外にも内臓疾患から腰に痛みを感じる人もいます。

その人に疑われる病気は、「脊椎炎」です。

例えば、伝染病の要素を持つ病気の菌が脊椎に付着したことで起きるものが「化膿性脊椎炎」であり、術後の感染症として起こることがあり、何かの病気で入院している時には要注意の脊椎炎になります。

それ以外にも、脊椎に炎症を起こさせる病気の中に結核があります。

結核菌が脊椎に付着すると、「結核性脊椎炎」(別名:脊椎カリエス)を引き起こします。

もっとも、最近の結核治療の進歩のおかげで、この場合は早期発見が見込まれます。

通常、結核患者は隔離病棟という環境での入院生活をしているので、病院による24時間サポートがある中で比較的、脊椎炎にかかったことを気づきやすいのです。

かなり怖いパターンでは、脊椎腫瘍脊髄腫瘍などがあります。

これは、その名の通り脊椎や脊髄に腫瘍ができてしまうことなのですが、この影響で腰痛を発症させることも勿論あります。

しかし、それ以上に怖いのが、その腫瘍ががんによるもの、ということも考えられることだと思います。

脊椎炎などの検査項目には、X線検査以外にも、血液検査、ツベルクリン反応なども足されます。

腰痛の一因になるこうした病気のことも、覚えておいたほうがいいでしょう。

腰痛のメカニズムと原因

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