体重のコントロール

体重のコントロール

太ったお腹

体重が腰痛に及ぼす影響は測り知れません。

体重を落とすことで腰痛が完全に治ってしまう例もあるくらい、体重は腰痛と深い関係性を持っているのです。

人にはそれぞれ標準体重があります。

それよりも体重がオーバーしているということは、常にそのオーバーしている分だけの重さの荷物を背負っているのと同じになります。

そうすると、体の筋肉や骨が重さに耐えられなくなり、悲鳴を上げるようになります。

また、肥満の方は、総じてお腹が出ているものです。

つまり、背面より前面に脂肪が溜まっていくわけです。

その脂肪に体が引っ張られないように、肥満の人は、胸を張る傾向があります。
お相撲さんを見ると、わかりやすいでしょう。

そうすると、背骨が変形していき、腰に悪影響を与えるようになっていきます。

また、それだけではなく、「太る」ということそのものが、時には腰痛に悪影響を与えます。

勿論、痩せろというのではなく、「急激な体重の変化」に対する警告です。

具体的な例を挙げると、1ヶ月に体重が5kgも太った場合、関節が急激な増量に耐えられなくなり、痛みが生じてきます。

体に急激な負担がかかれば、その体重を支える側が順応していけないのです。

このような短期間での増量は、腰だけでなく、全身の関節にダメージを与える原因にもなるので、いずれにしても、体重をコントロールすることは、腰痛にならない体づくりには大切になっていきます。

日常生活で腰痛を予防!

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