10年以上も腰痛に悩み、腰を治すためにあれこれとチャレンジした私が
腰痛予防に効果的な運動や日常生活でできる予防法を紹介します。
私たちが顔を洗う時、入浴で浴槽に入る時、またキッチンで料理をしたり、洗い物をしたりする時、必ず前かがみにならないといけません。
特に、背が高い人が低い洗面台やキッチンを利用すると、姿勢の丸まり方が余計に大きくなります。
この前かがみは、実際に負担だと感じるだけでなく、本当に腰に対して悪い影響を与え、症状の悪化につながるので、できる限り回避しなければなりません。
この時にポイントとなるのが、どこに体重をかけるか、ということです。
例えば洗面台で顔を洗う時、中腰で頭を突き出すと、重力の掛かり方がアンバランスになります。
洗面台に少し接近し、両膝を洗面台につけてみましょう。
そうすると、負担が膝の方向に逃げていき、軽くなります。
また、負担を分散させるという意味では、足を前後に少し開脚するのも良いでしょう。
直立しているよりも、腰の緊張感が和らぎ、負担が減ります。
入浴の時は、どうしても浴槽に入る時の姿勢が崩れてしまいます。
お風呂のヘリを跨ぐ時も、中腰は避け、一度お尻をヘリに乗せてから足を交互に湯船に入れていく、といった一工夫で、腰への負担が減ります。
前かがみで腰に疲労を抱えたら、それが腰痛に繋がっていくので、腰が疲れないような態勢を日頃から研究しておくと、応用できると思います。