10年以上も腰痛に悩み、腰を治すためにあれこれとチャレンジした私が
腰痛予防に効果的な運動や日常生活でできる予防法を紹介します。
日本人とお風呂は、切っても切り離せないものだと思います。
私たちは温泉を好みますし、女性だと1時間くらいは平気でお風呂に浸かっていられる、という方も多いのではないでしょうか?
では、お風呂に入ると何故気持ちいいのか?
一つに、体が温まるということがあります。
人は体が温まると、血液の循環がよくなり、体調全体が良くなっていくのです。
特に、東洋人の場合、西洋人より基礎体温が低いと言われていて、元から体が冷えがちです。
日本人がお風呂好きなのは、低体温を補おうという気持ちがどこかにあるのかも知れないですよね。
また、お風呂の効果は、実は体温を上昇させることだけではありません。
水の適度な圧力が運動効果を促し、コリをほぐしてくれるのです。
水圧は、血液の循環促進にも効果があります。
ただ、入浴の方法を間違えると、効果を十分に得られないこともあるので、注意しましょう。
特に皆さんが思い込んでいることで危険なのは、「半身浴は体にいい」ということです。
確かに、効果的な水の浸かり方をすれば、半身浴は大変良いのですが、上半身を直接温めないので、長時間その状態でいると、逆に肩の辺りから冷えてくるので、ほどほどにしたほうがいい、という学者もいます。
体全体をぽかぽかさせるのが目的なのに、どこかが冷えてしまったら半身浴の効果は半減します。
全身で温まる、ということを頭に入れておいてください。