前屈障害型・後屈障害型腰痛

前屈障害型・後屈障害型腰痛

腰

腰痛について、「前屈障害型」と「後屈障害型」に大別する場合もあります。

これは、前かがみになったときに痛みが出るか、体を反ると痛みが出るか、という分け方です。

そして、多くの人の腰痛は、前屈障害型だと言われています。

では、どうして前屈障害型腰痛になるのでしょう?

前屈障害型腰痛の人の大半が、職業上の理由によるものだと言われています。

デスクワークで長時間同じ姿勢でパソコンと向き合う、重労働をする人が荷物を運ぶ時に前かがみになってものを持ち上げる、そして、主婦の方も、掃除機をかける時やキッチンで料理をしている時、前かがみになっていますよね?

長時間そのように、本来あるべき腰骨の場所から体をずらしているため、腰回り無理な負担がかかりやすくなり、後に大きな痛みを引き起こすのです。

ですから、よく言われいるのは、1時間に一度は休憩して、体を反らすなどのストレッチをした方がいい、ということです。

そうすることで、骨の位置をリセットするわけですが、実際に集中力が持続すればするほど、そのような配慮は忘れがちになります。

後屈障害型腰痛は、慣れない運動で急激に体を反らした時に発生しやすいとされます。

テニスのスマッシュや、バレーボールのスパイクで、勢いをつけて体を反らすことを想像してください。

助走をつけて飛ぶ時など、体は一旦反る形になります。

このことが、突発的に腰に負担をかけ、腰痛を招く原因になるのです。

腰痛のメカニズムと原因

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