腰は人の動き全般を支えている

腰は人の動き全般を支えている

歩く女性

皆さんは、腰が私たちの行動をどれだけ支えているか、おわかりでしょうか?

ある例をお話しましょう。

私の友人が、雪道の凍結で滑って転んでしまったときのことです。

自宅の駐車場で転んで腰をひどく打ち、ひとまず家の中に入ろうとしたのですが、玄関で気づいてしまったのです。

靴が脱げない、ということを・・・。

私たちは靴を脱ぐときに、軽く前屈します。
それが全くできないので、靴を脱ぐのに人の手を借りなければなりませんでした。

また、リビングで座ろうと思ったら、今度は座れない。
そして最終的には、ベッドに横になれなかったのです。

これらの動き一つ一つに、実は腰の動きが大きく関係しています。

因みに、その人は、救急外来にかかったのですが、腰骨に異常はありませんでした。

打撲、というそれだけの診断でした。

しかし、骨に異常がなくても、これだけ日常が不便になるとは驚きです。
私たちは、思っている以上に、腰を使って重要な動きをしているのです。

まとめてみると、激しい腰痛になると、座ることも立つこともできなくなる、ということです。

そして、腰を動かさずに生活しようとしても、はっきり言って、無理です。

このように、腰は体のほぼ中心にあるというだけでなく、行動の要である、ということを覚えておいたほうがいいと思います。

腰痛のメカニズムと原因

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