10年以上も腰痛に悩み、腰を治すためにあれこれとチャレンジした私が
腰痛予防に効果的な運動や日常生活でできる予防法を紹介します。
私たちは、何となく子供と腰痛は無縁だと思っていますが、実は子供も腰痛になります。
その原因は成長期と関係があります。
子供の成長期は、イコールまだ大人としての骨格が定まっておらず、伸び盛りかつ脆いものです。
骨に柔軟性があり、骨格が未完成です。
このため、骨に無理がかかる動きやスポーツをすると、子供でも腰痛になります。
もっとも、子供には回復力があるので、2~3日きちんと腰を休めれば治ってしまうパターンが多いそうですが、無理を続けると、未熟な腰椎、背骨、背筋を損傷させることになるので、椎間板ヘルニア、脊髄分離症などの入院治療が必要にもなるくらい、大変なことになってしまいます。
また、子供はまだ体の抵抗力がなく、大人以上にしっかりした栄養管理が必要であることはお分かりいただけると思います。
子供のうちから好みに任せて、甘いものばかり食べるなど偏った食事をしていると、骨の発達が未熟になっていき、基礎体力が落ちて、腰痛を引き起こすこともあります。
栄養のバランスには十分気をつけ、特に骨を育てるカルシウムの摂取量に注意しましょう。
特に子供だと自分の体のことがまだよくわかっていないことも多いと思うので、周りにいる大人たちが、子供の運動量や姿勢をチェックし、子供の体に異変が起きていないか注意しておきましょう。