10年以上も腰痛に悩み、腰を治すためにあれこれとチャレンジした私が
腰痛予防に効果的な運動や日常生活でできる予防法を紹介します。
私たちが腰の痛みを訴えて、具体的な診断名を把握するために、画像での検査が有効なのは事実なのですが、その前に、基本的な触診というものを行うことで、症状の概要を把握します。
私たちは、例えば痛みを腰の右側で感じているとしても、実際には痛みが右側に響いているだけで、違った部分に原因があることもあるのです。
そのような感覚と実際のズレを、医者のほうで確認していきます。
腰痛では、下股に痛みがあるかどうかが、症状を正確に把握する上で最も大きなポイントになります。
下股に痛みがあるだけでばく、臀部にも痛みがある人は、腰椎椎間板ヘルニアが疑われます。
また、下股に痛みが広がっていない場合は、腰椎すべり症である可能性が高いとも言われていて、これらの症状を的確に把握するために、医者が触診で大まかなことを判断していきます。
自分で下股に痛みを感じていて、医者が的確な場所を触ったり押したりして、その痛みの出方を確認し、更に考えられる病気や症状を絞っていくのです。
触診があるからこそ、レントゲンやMRIで、どの部分を重点的に調べたらいいのかがわかるので、焦って画像検査しようと思っても、無駄なのです。
そうすると、見当違いな場所を撮影する可能性が高くなります。
まずは担当医に会ってできるだけ症状を細かく描写しながら話し、原因を特定するようにしましょう。